
まだ見てない方にはぜひ、見てほしい!感動の作品を紹介
秋の夜長にゆっくりと観たいアニメ──
そんな時におすすめしたいのが、『ヴァイオレット・エヴァーガーデン』。
感動で涙が止まらないと評判のこの作品は、
美しい映像と音楽、そして“言葉の重み”を描いた心に残る名作アニメです。
原作は京都アニメーション大賞・唯一の大賞受賞作
『ヴァイオレット・エヴァーガーデン』は、暁佳奈による日本のライトノベルを原作とした作品。
イラストは高瀬亜貴子が担当し、KAエスマ文庫より2015年12月から2020年3月まで刊行されました。
第5回京都アニメーション大賞小説部門の大賞受賞作です。
これは、2023年現在で同賞唯一の小説部門の大賞受賞作となっています。
京都アニメーション(京アニ)が大賞受賞作を自ら映像化する──
このニュースだけで多くのファンが放送前から期待を寄せました。
あらすじ:言葉を知らない少女が「心」を知るまで
物語の舞台は、戦争が終わったばかりの時代。
かつて兵士として戦い続けた少女・ヴァイオレット・エヴァーガーデンは、
戦争で失った両腕の代わりに義手を持ち、心にも大きな傷を抱えていました。
そんな彼女が「自動手記人形(オート・メモリーズ・ドール)」として、
人の思いを手紙に綴る仕事を始めます。
手紙を書くたびに、彼女は少しずつ“言葉の意味”を知っていく。
そして、上官から最後に聞いた言葉──
「愛してる」
その意味を探す旅が始まります。
アニメ版は2018年放送・世界同時配信の話題作
2018年1月、テレビアニメとして放送された本作は、
Netflixでの世界同時配信という形でグローバル展開されました。
手紙を通して人の心を描く静かな物語は、世界中の視聴者から“泣けるアニメの代表作”として絶賛。
海外でも「Violet Evergarden」として人気を博しました。
配信はNetflixで見れます。
映画版も大ヒット!『外伝 – 永遠と自動手記人形 -』
アニメシリーズの人気を受け、2019年には劇場版**『ヴァイオレット・エヴァーガーデン 外伝 – 永遠と自動手記人形 -』**が公開。
わずか3週間限定の上映にもかかわらず、興行収入は8億3100万円を記録する大ヒットとなりました。
その後、2020年には完結編となる『劇場版 ヴァイオレット・エヴァーガーデン』も公開され、
シリーズを通して“京アニ史上、最も美しい作品”と称されるほどの完成度を誇ります。
美しい映像・音楽・声優の演技が織りなす“癒しと涙”
『ヴァイオレット・エヴァーガーデン』が多くの人を涙させる理由──
それは、映像・音楽・声優演技の三拍子が見事に融合しているからです。
- アニメーション制作:京都アニメーション
緻密な背景描写と光の演出はまさに芸術。 - 主題歌:TRUE「Sincerely」
作品の世界観を象徴するような透明感あふれる歌声。 - 声優:石川由依(ヴァイオレット役)
無機質だった少女が感情を取り戻していく演技が圧巻。
視覚と聴覚の両方から涙を誘う、“感情の再生”を描いた作品です。
『ヴァイオレット・エヴァーガーデン』が教えてくれること
この作品が多くの人の心を動かすのは、
「戦うこと」ではなく「人を想うこと」を描いているから。
ヴァイオレットが体験する“人の感情”は、視聴者自身の人生とも重なります。
愛する人を失った悲しみ、言葉で伝えることの難しさ──
それらすべてを包み込むような優しい物語です。
誰かを思い、言葉にすることの尊さを教えてくれるアニメ。
心が疲れたときにこそ観てほしい、究極のヒーリング作品です。
Netflixで配信中!秋の夜長におすすめの1本
現在、『ヴァイオレット・エヴァーガーデン』シリーズはNetflixで全話配信中。
アニメ全13話+外伝+劇場版が一気に楽しめます。
静かな夜に一人で観ると、
ヴァイオレットが綴る「愛の言葉」が心に深く染み渡るでしょう。



私はネトフリで一気見して、余韻がすごく連続2周見てしまいました!